基本的な道具&材料 (アルコールインクアート)
アルコールインクアート、最近インスタグラムなどで良く見かけるようになりましたよね!
私もカラフルで抽象的な画風に魅了され、2020年からスタートしました。
はじめた頃は、まだまだ情報が少なく材料をネットで調べまくり、
少しずつ道具を増やしていきました!
アルコールインクアートとは...
基本的に「アルコール系の染料カラーインク」を使用します。
抽象的なデザインにするために「風」を操り、
「アルコール」でインクの濃度を調整しながら描いていきます。
技法には特に決まりはなく自由に描けることも魅力の一つです。
基本的な道具と材料は...
最低限必要なものは、ざっくりと5つ!
台材(ユポ紙等)、カラーインク、アルコール、スポイト、ドライヤー !
*台紙 (ユポ紙など)
アルコールインクが染み込みにくい台材として良く使われているのは、「ユポ紙」
プラスチック製の紙で表面がツルツルしています。
0.11mm〜0.25mmの厚みが一般的ですが、最初は0.25mmが扱いやすいと思います。
(私はユポ紙以外にも色々試しておりますので別でUPします!)
*アルコール系染料インク
日本で購入しやすく、カラーバリエーションが豊富なコピックインク(358色)がおすすめ。
他にも海外メーカーの、KAMENSKAYA(ロシア製)、Jacquard社 Pinata(アメリカ製)、
Ranger社Tim Holtz(アメリカ製) などがありますが、輸入品のためお値段お高めです。
・ゴールドインクは、Jacquard社 Pinata(ブラス) が良く使われております。
*アルコール(濃度95vol%以上がおすすめ)
インクの濃度を調整して、描きやすくするために使用します。
アルコールにはエタノール、メタノール(メチルアルコール)やイソプロパノール、
プロピルアルコールなどの種類がありますが、まずは有害なガスを発生させにくい
「エタノール」を使用するのがおすすめ。
(後にイソプロピルアルコールを使用しているので別でUPします。)
・[無水エタノール] 濃度99.5vol%以上で、ほぼ純粋なエタノールです。
・[エタノール] 濃度95.1~96.9vol%
消毒用エタノールは濃度が76.9~81.4vol%mで、同じように使用できますが、
デザイン上、ライン(線)の多い画風には難しさを感じています。
*スポイトやドロッパーボトル
エタノールを垂らす時に必要な道具。
はじめのうちはプラスチックのスポイトやガラス瓶のスポイトタイプを
使用しておりましたが、最近は作品が大きくなりニードルボトル(ドロッパーボトル)が
便利でおすすめです。
*ドライヤー,ストロー
インクを動かす、風の出るもの。
自分で息を吹いてインクを動かしたり、台材のユポ紙を傾けたりすることも!
ドライヤーは、温風で弱風がおすすめ。
はじめは特に弱風が良いので、700Wの弱風のあるカールドライヤーを使っています。
写真のものはテスコム。700Wですが、Hot/Cool の2種類のみで、風が強めでした。
さらに購入したのはパナソニックの700Wカールドライヤー。(EH-KA1E)
DRY/SET/COLD の3種類あり「SET」を使用したら風が扱いやすかったです!
今では作品の大きさなどに合わせて使い分けておりますので、風の扱いに慣れて
きたらお好みのドライヤーを見つけましょう!
・その他、あるとよいもの(下準備)
・PPシートや大きなゴミ袋で包んだパネル等 → テーブルをインクの付着から保護するため。
・ビニール手袋、エプロン → インクが着くのを防ぐため。
・キッチンペーパー → インクの拭き取りに。
・マスキングテープ → ユポ紙が風で飛ばないように固定したい場合に使用する。
以上、アルコールインクアートをするための基本的な道具のご紹介でした!
私もこの [5つ+] を揃えてインクアートをスタートしました。
そこからカラーインクを少しづつ増やし、台材もキャンバスボードや布、プラバンなど
他にも色々試しておりますので、随時投稿していきますね。
ではでは、ご一緒にアート活動を楽しんで参りましょう!!!
Ekkographyの
HP、Instagram、公式LINE、Shop、YouTubeは
こちらのリンクより。
0コメント